白餡(シロアン):ゲンガー♂

 

 

年齢:18~20代前半

一人称:俺・俺様(幼少時:俺っち)

呼び方:あんた・てめー

    ~のおっさん(おばさん)・同年代以下は呼び捨て

    お前・おめー:基本ペネロピーヌに対してのみ

 

 とある王国の重臣の手持ちだった色違い 。

城住みだったのでいいもん食べてきた。

本人曰く「デブの中ではスマート」

「結構素早く動けるぜー!」 要は張りのある恵体と言いたい模様

 歩く傲慢のような見た目をしてるが、 性格は横柄半分素直でノリよし半分。無邪気なのか頭が軽いのか、考えなしにメタ発言してくるところがある。

 

 何よりマスター(大臣)大好き。

ずっとマスターと手を繋いで歩きたいがために、マスターを深く信頼し「どんなことにでも」耐え、 【全てはマスターのため】精神で耐えてきた。

そして「マスターがいうならそれは正しいに決まってるぜ!」と、マスターの指示には何ら疑いすらせずに「どんなことも」行ってきた。

 

「マスターにパートナーとして愛してほしい・絆を見せてほしい」という思いが強い原動力だったので、

中身は純粋で子供そのものである。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    
 
「なんだよーこの白餡様がなんかやらかしたっていうのか?」
「俺のマスターは立派なご主人様なんだぞ!」
(今耐えれば、マスターはきっと手をつないでくれる…! そうじゃないわけがない…!)
                                                                                                                                                                                                                                                   
(てがはえたぞ! マスター!つないで...アレ? 
...あ、そっか、おれっちの方が宙にういてて、マスターよりたかいところにいるから、てぇつなぎにくいんだな...
...あしがはえて同じ地面に立てれば、マスターもてをつなぎやすいぞ!)
                                                                                                                                                                                                                                                  
(やったー!進化して足がはえたぞー! これでマスターと同じ地面を歩ける!)
 
                                                                                                                                                                                                                                             

 

  1. 【日常の終わり~俺様の人生史上、最初の壁にぶち当たる!~】
 しかし今夏マスターは自分を「手段・道具」としてあつかっていなかったことに気づかされてしまう。 実際は薄々気づいてたが認めたくなかった。自分からマスターを見捨てたものの、 今はマスターに愛してほしかった悲しみから逃げられず思い悩んでいる。
「…どうしてだよぉ どうして今もマスターから頭が離れられねーんだよぉ…なんで今も手ェつないでほしくてたまらないんだよォ」

 

 さらに白餡はマギオンとの関係で長らく思い悩むことになる。

というのも、マスターが彼を「マギオンの自由を奪い、意のままにする」道具として多用したため、

白餡(特に黒いまなざしをかけた「彼の目」)はマギオンの重大なトラウマとなってしまった。

 

当の白餡は、幼少時からマスターに「マギアナは機械であって、生物ではない。」と徹底して教育されていた。

そのためマギオンをめぐる騒動下では彼女を「ただの機械(心があるように見せかけてるだけのくだらないもの)」と思っていただけでなく、

その道具であるはずの彼女にマスターが異常に執着するので、一時は凄まじい嫉妬心すら抱いていた。

 

(なんでおめーは、マスターの心を一人占めできるんだ…ちくしょう…俺だって…!)

「結局、マスターはマギオンしか見ていなかったんだ...」

 

ちなみにマギオンをめぐって死闘を繰り広げた岳彦とは、本人の意思(後述)に反して因縁の仲となっており、

「マギオンの目の前に二度とあらわれるんじゃねぇ!」とすら言い渡されている。

 

 

【白餡と強制覚醒~マスターと「メガってた」時の俺様~】

 映画の白ゲンガーと大枠として同じ展開を辿らされているため、白餡もまたマスターによって

「絆を用いない強制覚醒技術」の実験体となっていた。

 ※白餡曰く「メガる」と呼んでいる。

本心はマスターとの絆を用いた「本来の覚醒」をしてほしかったが、

やはり疑うことなく「これはマスターが世のため人のために開発している技術だ→マスターのためだ!」と

痛みに耐えながら技術完成へ貢献した。

 

ちなみにマスターと「メガる」際は、

「すっげぇ痛てぇ頭痛がして、潰されギリギリまでむちゃくちゃ頭を締め付けられる。

 ぶっちゃけアレで叫ばねぇ奴とかいるのかよ。」

 

「メガってる最中のことは、すっげぇ痛くて苦しいのと、

 すっげぇヒャッハー!!てマジ興奮した気持ちになったことしかおぼえてねぇ。

 この気持ち以外は元に戻っても、真っ白何もおぼえてないんだ。」

 

「ものすんごい自分が強くなった気がして、

目の前の相手を何でも捻り潰すのも、世の中すべてがすんげぇ楽しいんだ!」

だそうな。

(本人発言ママなので誤表現はない)

 

※メガってる最中に見聞き・体験した記憶は、覚醒技術によって自力では思い出せない脳の奥に収容される。

そのため元に戻っても思い出せないが、ちゃんと脳には残されている。

その記憶には、メガってる最中にマスターからの「自分を道具扱いする酷い言動」も含まれている。

 

この膨大な記憶を白餡本人が思い出せたのは、マギオン騒動終盤に偶然「メガる」技術から解放されたときである。

 

 

3. 【 個人的な事~俺様のプライベート?知りてぇのか?~】

・ちなみにこの"白餡"という呼び名は 元々ある同僚からの罵倒から生まれた「マスターに名付けられるまでの暫定ネーム」だった。要はあだ名。

 彼は物心つく前にマスターの手持ちとなったので、両親も本名も「ある(いる)んだろうけどねぇようなもん。」だそうな。

だからこそマスターに名づけてほしいと思っている。

今では本人も“白餡”を本名扱いしてる。

 

 

 

実は彼には本名が存在していた。

 

・青い白餡(ブルーベリー混ぜ)とカスタードクリームをこれでもかとたっぷり詰め込んだ「俺様大福」を 愛している。

城から離れて生活しても、この大福だけはまだないとやっていけない模様。

なおこの大福は例の同僚が作るのが一番美味しいとのこと。

 

・本人は気づいてなかったが、疲労を感じると無意識に後頭部を触る癖がある。

 

 

 4【服装~いいもん着てるから、イケてるだろ?~】

・薄青の上着(金チェーンの黒リボンで留めてる)

・白シャツ

・黒蝶ネクタイ

・濃い紫のサテン帯

・渋い茶のベスト

・鈍い水色のパンツ

・濃茶の革靴

 

 

そこそこ良いものを身に付けてるのに、 本人がカジュアルに着るので 一見「田舎の下級貴族」に見える

 

5.【ぽけぎ世界での白餡~人の姿の俺様ライフだぜっ!~】

他の2016組同様マギオン騒動以前に「青い霧」にのまれているため、

日中は人間界・夢中でぽけぎ世界で過ごしている。

どちらかというとペネロピーヌに振り回されて、あちこちに行っている。

彼女の料理研究に付き添って「うまいもの探し」をするのが日課。

 

他の色違いゲンガーを街中で見かけるようになったので、自分が特別でないことに安心してきている。

ただ他のマギアナに会うと、「色違いのゲンガーや(万が一その世界にも自分がいたら)自分に傷つけられていないか。」すぐ気にしてしまうようだ。

 

 

 

【交流】

ダンテさん(Dさん宅):

ペネロピーヌに引きずられて連れていかれた箱庭図書館内で出会った。

人生で初めて出会った自分と同じ「色違いの青いげんがー」であり、

後に彼が「(実験者は人間じゃなさそうだが)強制メガ進化実験の被検・被害者」である事を知ってからは、

白餡は彼に自分を重ねたり、人一倍「さびしげで子供っぽい親近感」を抱いている。

 

...ただ白餡本人は全く悪気はないが、「勝手な」言動が多く、

 

・ダンテ「のおっさん」と呼ぶ。おっさんはやめろと言われてした返事が「わかったぜおっさん!」

 

・黙々と読書する彼の隣に「勝手に」座ったり話しかける。

 

・孤児で両親に育てられた記憶がほとんど実感できないためか、ダンテさんに父親の姿を「勝手に」見出す。

 

・彼から笑顔を引き出そうと美味しい物渡したりする。

  彼に味覚がない事が分かってからは、「味覚が無くても食感で楽しめるような」お菓子をつくれないか、

  とペネロピーヌに子供のように頼み込む。

 

・強制メガ実験撲滅を生きる道と決めてからは、ダンテさんが自身の実験について教えてくれるのではないかと、

「勝手に」どころか「ムシのいい」事考えたり

 

…とかく枚挙にいとまがない。(裏を返せばそれほど「勝手に」信頼してるとも、白餡の本来の人柄の表れなのかとも)

 

こんな事ばかりだから、ペネロピーヌとの大人げない喧嘩している様子も含めて、

「まだまだ甘い!出直してこい!」とダンテさんから言われるのだ。

 

数奇な運命をたどる若造な白餡と彼に寄り添うペネロピーヌの姿は、ダンテさんにはどう映るのか。

 

現在の白餡(20代前半)はまだここまで自分の生きたい道を見つけられていない。

しかし彼が図書館の本棚をきっかけに強制メガ実験についての勉学に励み、この道を生きると決め、

仲間たちと共に強制メガ進化実験撲滅機関「ヴァザリヤヌス騎士団」を立ち上げた時、

ダンテさんは壁となって白餡(30)の前に現れる模様。

直前にペネロピーヌ(23)を妻に迎え、彼を打ち破って「力づくで彼から覚醒人計画について聞き出す」心意気で挑んだものの....

白餡の前に現れたのは“白い”煉獄だった。 果たして白餡は、心身ともにペネロピーヌの元に帰還できるのだろうか。

 

【アルバム~俺のアルバムが見てぇのか?かっこいいから見ていけよ!~】