ペネロピーヌ・アヴェクロワ(Penelopine=“AvecRoi)

  :ぺろりーむ

 

 

 

年齢:13(白餡とは7才差)

 

性格:後述

 

身長:133cm

 

立場:通称“ねじまき王国”の王子(王位継承権第一位)の手持ち=“AvecRoi

 

趣味:お菓子作り・お菓子に関する勉強・調査(食べ歩き)

 

好き:お菓子作り・白餡・図書館・少女漫画 ・ぬいぐるみ

            白餡に抱っこしてもらう事

嫌い:置いてきぼりにされる事

 

   白餡を悲しませる物事

 

   白餡に想いを伝えられない自分。

 

   

 

日課:同居してる白餡の分も食事を作る事。日記を書く事。

 

 

 

一人称:

二人称:あなた・貴女(マギオンのみ)・白餡(白餡のみ)

 

 

とある王子(人間)の手持ち。何事にも積極的な性格だが、シリアスには踏み込めない臆病さがある。
(
身近な人物が悩んでいると放っておけず、グイグイ引っ張ったり、本人の影で心配している。)
若冠13才で白餡の分も食事も作るオカン気質。
お菓子作りは他のぺろりーむ同様好きで、マギオンにドーナッツ作りを教えた

 大臣に名前を与えられてなかった「色違いのゲンガー」を「白餡」と名づけた本人であり、彼と夫婦漫才のような喧嘩を繰り広げる少女である。
セスナを姉のように慕い、白餡と異なり、岳彦・マギオンとは普通に話せる。

 

白餡との間に固い絆があり、彼女がいないと、白餡はベストなメガシンカができない。
しかし裏を返せば、二人は「互いが互いの全て」と思っており、彼女がいたからこそ、白餡は「マギオン騒動」のトラウマから立ち直れたのである。
白餡のメガシンカに使うメガストーンは、彼女がネックレスにして日頃身に付けている。




【マギオン騒動~みんなどこへいっちゃったの?置いてかないで!~】

 ペネロピーヌの主人である王子は、幼少時の大病で命を落としかけた。
この事がきっかけで、過度に彼を心配する両親は、王子を城の外へ出そうとしなかった。
皮肉なことに、王子は活発な性格に成長し、王位継承の為の勉強にはいる15才までに、一度旅に出たいと思っていた。

 しかし、いつまでたっても外へ出してもらえず、気づけばタイムリミットの迫る14才となってしまった。

「両親は王位のために、一生自分を城に閉じ込めるのか。自分の願いも聞き入れずに。」

 ペネロピーヌはこの思いを知ってたため、王子の今後を危惧した。
しかし彼女の危惧も空しく、王子の両親への疑いは、王朝破壊のクーデターを目論む大臣に、利用されてしまった。

 騒動では、白餡やセスナからなにも話してもらえず、一人だけ城に残されてしまった。
その為城への襲撃に巻き込まれ、おまけに帰ってきた白餡やセスナは人が変わってしまい、騒動の真相について何も話してもらえなかった。
 結果、マギオン騒動の概要が一人だけわからず、「置いてきぼりにされること」自体がトラウマになってしまった。

【マギオン騒動後】
 城は破壊されたものの、復旧がある程度進んだ頃、王子は両親に自分の願いを認めさせ、念願の旅に出る。

勿論彼の唯一の手持ちであるペネロピーヌも、共に旅に出ることとなった。

 

(ペネロピーヌ:たびのすがた)

 


この頃、まだ白餡の心は完全に折れており、彼も急に城から姿を消したので、ペネロピーヌは別れも言えないまま城を後にした。
「二度と会えないかもしれない。」と。

 …とはいえ、箱入り息子ゆえ世間知らずの言動をする王子とペネロピーヌは、
ぶっちゃけ追い剥ぎホイホイであり、
出発早々追い剥ぎの格好のカモとなってしまう。

 ペネロピーヌと白餡が、互いの絆を再確認したり、
ペネロピーヌによって、白餡が、技術的な強制ではなく、「自分の全てと思う誰かとの絆」によって本来のメガシンカを初めて成し遂げたのも、この時である。


【白餡との関係~私の胸のうち、いつか伝わるのかな?~】

 ペネロピーヌは、城下町のとあるパン屋で飼われていたぺろりーむ夫婦の一人娘として生まれる。

生まれたタイミングが良く、パン屋が「隠れ王室御用達」の店だった事から、王子の最初の手持ちぽけもんとして、彼女に白羽の矢がたつ。

 自分の主人となる王子が物心つく頃、彼の手持ちとなるべく城に迎えられた。
当時3才のペネロピーヌがそこで出会ったのが、副大臣(後の大臣)唯一の手持ち、「色違いのげんがー(10)だった。

 このクソガキ全盛期のげんがーは、「いつか自分がマスターに認められた暁には、マスターに名前を貰える」と偉ぶっていた。

ところが当時のペネロピーヌは、「王子の手持ち」としてどう振る舞うべきかがわからず、
緊張と不安のあまり、目の前のげんがーを「(本でみた)シロアンみたいな変な色ね!」と罵ってしまう。

これが「白餡」の切っ掛けである。

 城の人間と異なり、年相応のクソガキっぷりを見せる白餡の品性に、最初こそ拍子抜けしてしまう。
しかし、この彼の振る舞いによって、ペネロピーヌは、王子の手持ちになる緊張と不安をほぐすことができた。

 そんな白餡の事は単なる「半分兄のような幼馴染み」と思っていた。
しかし12年前のマギオン騒動以降、その感情は「恋心」だと気付く。

 多感な時期であり初恋なので、現在は自分にどんな本心を抱いてるのかわからない白餡にやきもきしている。

 実は彼女は白餡にとって「お前がいるから、俺が今生きれるんだ」な人物。
しかし肝心の白餡がそれを恋心と自覚しないまま、感情のままにペネロピーヌに言ってしまうため、
ペネロピーヌにとっては「恋心ゆえの言葉」なのかそうでないのか非常に紛らわしい。
これがやきもきの原因である。

 白餡にことあるごとに「こうしてほしい」という願望が浮かぶが、ほとんどは少女漫画由来の内容である。

 

 

【あだ名~ペピーじゃないもん白餡のバカ!!~】
 ペネロピーヌは白餡から、「ペピー」と呼ばれている。

 

これは「子犬(Puppy+赤ちゃん(Baby・又はBébé)」から白餡が作った造語であり、

 

「赤ちゃん呼ばわり」そのものである。

 

幼少時の赤ちゃん同然のペネロピーヌに「白餡」と罵倒されたので、当時からの彼なりの「お返し・愛称」である。

 

 

 

「けっ、んな事ばっか言ってるから、お前はいつまで経ってもぺピー(赤ちゃん)なんだよ!」

 

「な、何よ白餡のバカッ!」

 

「おー言ったな言ったなー。バカって言った方が馬鹿なんだよこのバカが!(ニヤニヤ」

 

「今言った白餡の方が馬鹿じゃないこのバカバカb(ry」

 

「ってめぇ!言ったなこのバカバカバカb(以下エンドレス」

 


【ぽけぎ世界でのペネロピーヌ~何してるの白餡!いくわよ!~】

 人間界で生まれ育ったため、当初は「ぽけもの姿」のみで生活をしていた。
(
白餡と互いのことを、「太ってる!」などと罵らないのも、元々互いの原型の体格が似かよっていたため)

 マギオン騒動の数年前、王国に現れた「青い霧」によって、ペネロピーヌも「人間の姿・ぽけぎ世界への移動の力」を得た。


 現在は、起きてる際は人間界で王子や白餡と共に旅をし、眠ってる際は、夢を利用して、ぽけぎ世界での生活を営んでいる。

ぽけぎ世界では白餡と一つ屋根の下で同居し、彼の分の食事を作ってる。
ネーラント高原の静養園にも遊びに行き、マギオンや烈紅とお菓子を作ったりする。

 


 尚、ぽけぎ世界での服装は、「たびのすがた(マギオン騒動後参照)」の方が多いが、菓子づくりの際は、「城での姿(立ち絵参照)」だったりする。

 

【「俺様大福」について~もうそんなに食べちゃったの!?白餡!~】

 白餡の大好物である通称「俺様大福(青い白餡(ブルーベリー混ぜ)とカスタードクリームをこれでもかとたっぷり詰め込んだ青みがかった大福)」は、ペネロピーヌが考案したお菓子である。

ペネロピーヌがよく彼のために沢山作るが、たいてい彼一人でその日のうちに食べてしまう。頑張って作った身としては、しょうがないなぁと思う反面、この大福をいつも美味しそうに笑顔で食べる白餡に惹かれてるので、至福の時でもある。

 

レシピを挙げるとすると、

 

1.鍋で白いこし餡を作り、 潰したブルーベリーを混ぜて「青い白餡」作る。

2.カスタードクリームをボールに作る(生クリームは気分次第)

3.大福の皮に1を入れ、器にしてから2を注入する ↓ ブルーベリーも入れて閉じれば完成

...といったところである。


【アルバム~白餡どう?どうなのよ?!…かわいい?~】